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    きっと生活が面白くなる最新ナビゲーションブログ:17/02/18

    家内が旅行先で転び、左足を捻挫した。
    翌日からわたくしは会社を休み、
    嫁の車椅子を押して通院することになった。

    このことは、
    函館にいるムスメには内緒にすることにしていたが、
    女の子から外食の誘いがあったので、すべてバレてしまった。

    次の日の午前中、
    むすめが子猫を連れてやってきた。
    オレは玄関で迎えたが、一瞬別人かと思った。

    二十年近くチェコにおり、ごく最近帰国していた。
    電話でのやりとりはしていたが、久しぶりに見る娘であった。

    「元気だったか」ボクがそう言うと、
    「元気だわ。それよりも、ママはどう?」と、
    むすめは無遠慮に上がり込んできた。
    妻は何度か外遊し、むすめとよく会っていた。

    ムスメは、叔母の若い頃に似ていた。
    色白のふっくらとした顔で愛嬌がよく、
    娘のボクとよく話し合う機会があり、
    姉のような感覚を起こさせる人だった。

    早速介護する娘の顔を、俺は何度も横目で見ていた。
    「パパ、早く濡れタオル持ってきて。
    それから、お昼が近いから、何か買ってきてよ」

    ボクは急に、召使いになった。
    少々腹が立ったが、老いては子に従え…と考えれば、理解できた。
    ムスメには、生活力がみなぎっていた。

    簡単な昼食後、テレビを見ていたが、
    ムスメが先程からあたくしを注視していることに気付いた。

    「ねえパパ、白髪が増えたわね。横の方、耳の上のあたり、真っ白よ」
    なんだ、そんなことかと思った。
    そしてムスメを見て、むすめもおばさんになっていた。

    「今夜、外食しない?」
    子猫を抱いたムスメが、晴れやかな顔をした。
    あたくしは子どものように、手を挙げて賛成した。

    「パパ、ズボンぐらい、取り替えなさいよ」
    家内はブラシで、髪をとかしている。
    その嫁の後ろに、叔母が立っていた。

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